006:恐喝罪のポイントは、『怖がる』こと!

恐喝罪(刑法249条)

相手を畏怖させて金品を渇取することです。

脅迫の文言に『誠意を見せろ』等があれば、金品をさす言葉として恐喝罪(刑法249条)の適用も検討できます。恐喝は被害者側が怖がらないと成立しませんので注意して下さい。

私の刑事時代に、店舗でささいなことに因縁をつけられて現金を盗られた店長が警察官に連れられた被疑者と一緒に警察署に被害届を出しに来ました。

ところが、 続きを読む →

005:お客様との会話を録音するのはOK?

先日、ある店舗担当者からこんな相談を受けました。

 当店のお客様で自分の思い通りにならないとすぐに切れてわめきちらします。毎回来店時には何かしらわめき散らして、スタッフに「ぶち殺すぞ」や今日も帰り際に「こんな店潰してやるから覚えておけよ」などの言動をしており、スタッフも怖がっています。

こうしたお客様の対応用にカウンターにマイクロレコーダーを用意していますが、スタッフはバレたら何をされるかわからなくて怖いので録音等は出来ていません。どう指導したら良いか教えて下さい。 続きを読む →

004:威力業務妨害(刑法234条)とは

暴力団が店内で大声による脅しなどで、他のお客様への迷惑となり正常な業務を損ねさせられた場合は威力業務妨害(刑法234条)の適用もあります。暴力団は存在事態が威力を示していますのでこの法律が適用されます。

執拗な電話攻撃は威力業務妨害となるケースもありますが、かなりの回数と証拠がないと裁判では勝てません。ここでは、威力業務妨害についてお教えしましょう。

威力業務妨害罪は「威力」「業務」「妨害」という3条件がそろってはじめて有罪になります。営業妨害と言われるのもこれです。

まずは3つの前提をお話します。 続きを読む →

003:クレームと、悪質クレームの違い

クレームと、悪質クレームの違いにとは何でしょうか。クレーム(Claim)とは、原意は単に『欲求』やその要求の正当性を主張することを言い。悪質クレームとは『こちらが繰り返し・わかりやすく・丁寧に説明と対応をしても、納得せず繰り返し攻撃をしてくることを言います。

 

最も分かりやすい例として、このようなケースを見てみましょう。
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002:ささいなクレームほど大きなクレームになりがちなワケ

例えばコップ一杯のお水の出し忘れが『社長を出せ!』という大きなクレームになるケースがありますが、これには理由があります。

 

大きなクレームは、実はささいなことから生まれます。大きいミスは案外解決に向かうのが早いものなのです。私の経験から、飲食店でお客様に頭から水を掛けてしまったとんでもない失敗ほど大トラブルにならず、頼んだお水を持ってくるのが遅かったと言うような、ささいなことが大トラブルに発展したケースが多くあります。

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